神戸のD51

国鉄D51形蒸気機関車

蒸気機関車の代名詞「デゴイチ」の愛称で有名なD51形蒸気機関車は
国鉄工場を中心に昭和11年から昭和19年の間に1115両もの車両が製造されました
この数は蒸気機関車一形式のとして最も量産されています
昭和11〜13年に川崎と日立で95両製造された通称「なめくじ」と
(煙突から給水温め器、砂箱、蒸気ドームを一体化したカバーで覆われた形状)
以後製造の給水温め器を煙突前に横に配置した標準形に分けられます
主に貨物輸送のために用いられた日本を代表する蒸気機関車です
神戸には2両保存されています

D51形1072号機

この蒸気機関車は昭和19年2月27日、名古屋の日本車両で製造され
昭和50年12月10日まで室蘭本線や函館本線など廃車になるまで北海道で活躍し
昭和51年3月1日追分機関区(北海道勇払)で廃車となりました

全長:19.73m 全巾:2.93m 全高:3.98m 全重量:87.0t
保存場所:JR山陽本線神戸駅前 (保存状態は良くありません)

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D51形211号機

この蒸気機関車は昭和13年10月13日、国鉄鷹取工場で製造され
昭和43年12月10日まで西日本の主要幹線で活躍、走破距離は180万km
昭和46年5月4日奈良機関区で廃車となりました

全長:19.73m 全巾:2.93m 全高:3.98m 全重量:125.1t
保存場所:神戸市立王子動物園 (保存状態は良くありません)

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