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 デジ一撮影備忘録 (あ→わ順です)

■まずは撮影の基本です
・焦点距離を一番望遠側にして絞り開放で画面いっぱいに体を使って撮るものを フレーミングする、絶対にズーミングでやらない
・フレーミングはぎりぎりではなく余裕を持ち、アングルを上下左右に動かして無駄な ものが入らないようにする
・主役を中心に置かず、若干、右か左に寄せてみる
・写真のうまい下手は、どのくらい主役の部分に光と影が見えているかで決まる
・全ての写真の基本はサイド光(斜光)、ポートレイトなど逆光で撮る時は光がレンズに入らない ようにする

■朝焼け・夕焼けの撮影
・ホワイトバランスを「晴天昼光」にすると空の赤色を強調した写真が撮れます
・ISO感度は400、露出5.6程度

■暗い場所で自然光だけの撮影
・水族館内で撮る場合、顔の向きは水槽側に向き、明るくして撮影する
・ISO感度を高感度1600にしてもシャッター速度はあまり速くなりません
・人物からなるべく離れたところを泳ぐ魚を写し込むと魚の移動距離が見かけ上少なくなり、 同じシャッタースピードなら被写体ブレが起きにくくなります
・ホワイトバランスを「白熱電球」や「白色蛍光灯」にすると水中のブルーが濃くなり印象よく 仕上がることが多い

■小物を写す
・照明は蛍光灯で撮る(内蔵ストロボは発光禁止に設定します)
・ホワイトバランスを「蛍光灯」で写すか、白い紙を写して「マニュアル」で撮ります
・望遠側でピントを合わせ三脚を使うとブレが防げ、思いの構図で綺麗に撮れます
・バックは白色か淡いグレーにすると主役が引き立ちます
・いちばんきれいに写る場所に置いて光の具合をチェックして写しましょう
・造花など小物を使って演出し、上手に主役を引き立たせましょう

■ストロボ撮影の基本
まずカメラの機能のことは一切忘れる
・シャッタースピードはストロボが同調する最高のシャッタースピードを使う
・絞りはストロボのガイドナンバーと被写体との距離をISO感度を含めて計算します
  ISO100でガイドナンバーが30のストロボを使いレンズの絞りがF2の場合
   30÷2=15、15mの位置の被写体が適正露出になります
ストロボ撮影は基本的にこの距離の被写体だけが適正露出でそれより手前は露出オーバー、後ろは 露出アンダーになります
・背景を明るくしたいときは「スローシンクロ」でシャッタースピードを遅くすることにより 露出を稼ぐことが出来ます (手ブレに注意!)

■月の撮影
・三脚を使いセルフタイマーやレリーズを使う
・シャッター速度優先で1/125に設定し、ホワイトバランスはAWB、IOS感度は100、必ずレンズは AFオートフォーカスにします
・望遠レンズで距離は∞、お月さんをフレームの中心にして撮影しましょう
・満月より欠けた月齢の方が月面の凸凹がくっきり写ります

■手ぶれを少なくするには
・シャッター速度を1/レンズ焦点距離(秒)より大きくする、デジタルの場合は
1/35mmカメラ 換算焦点距離(秒)以上のシャッター速度が必要(1/50秒が限度)
・できるだけ絞り込む、ISO感度を上げる
・三脚を使いセルフタイマーやレリーズを使う
・手持ち撮影は、35mmカメラ換算焦点距離200mmまでが限度?
・被写体ブレに対してはデジタル一眼は構造上フィルム一眼より1〜2段速いシャッター速度で切る 必要がある

■花の撮影
・直射光を避けること、ピントを確認しながら写すこと(MFマニュアルフォーカスがお奨め)
・背景まで陰に入れられない場合はプラス補正を多いめに
・ホワイトバランスは、オートか曇りや日陰マークに合わせて撮る
・背景に林になっているところを選ぶと、曇りの日でも木漏れ陽の丸ボケが得られる
・花全体をくっきりと撮る時は、絞りをF8程度に

■花火の撮影
・大会プログラムを手に入れ、流れをつかみ次の予定をたてる
・撮影場所は重要、打ち上げ地点から500m位の風上の位置がベスト
・慣れないうちは、打ち上げが始まって20分程度は観察してからファイン ダーを覗いて構図(基本は縦位置)などを決めます、画面の一部から花火や脇役がはみでるくらいの フレーミングの方が迫力がでます
花火が上がったらレリーズを押して1〜数発開いたら閉じる、連発の場合は2〜3秒が目安です、 これを繰り返します
・三脚、レリーズは絶対に必要
・レンズは28〜85mm(35mm換算)程度のズームレンズが万能
・カメラの設定:感度はISO100 ・ホワイトバランスは太陽光  ・露出設定はMマニュアルモード(ISO100の場合の絞り値はF11程)  ・ピントは∞(無限遠)に固定 ・シャッターはBバルブモード(*バッテリーの負担が大)  ・基本的にストロボ自動発光は禁止

■「複写」写真集や絵をきれいな形のままで撮影する
・焦点距離が長い望遠レンズを使って、真上から撮影します
・ムラが出ないように、窓から入る光を使い均一に照明します
・曇りの日は窓ギリギリで手前側が暗くなるのでレフ板を立てます
・晴れた日は直射日光を避けて少し手前に白い背景紙をセットすれば光は均一になります
・写真集などの撮影する被写体を少しだけ浮かせると自然な陰が演出できます

■プリントアウト
・画像サイズ(pixel)
L:1280x960、2L:1600x1200以上、A4:2048x1536、A3:3008x2000
・ISO400程度まではかなり大きく引き伸ばしてプリントしても画質に問題はない
・JPEG画像は強めのシャープがかかっているので、レベル補正のコントラストを整えるだけでよい

■ポートレート写真
・上から見下ろしながら撮影すると人物のかわいさが演出でき、ローアングルから撮影すると 元気のいいかわいさが表現される
・日中でもストロボを発光させると人物の影がやわらかくなる

■ホワイトバランス(WB)
 ・天気の時は「太陽光」が基本、他は「AWB」で
 ・「白熱電球」で風景を撮ると夜明け前の雰囲気が

■夜景を写す
・ISO感度を100か200にして、ザラザラ感を避けるのが基本
・夜景をきれいに写すためには、絞りをある程度(f5.6〜8)絞りこみ光の取り込みを制限したほうが シャープに写ります
・夜景撮影には三脚が必需品(ブレを防ぎ、ノイズリダクションの設定や露出補正が容易に出来る)
・人物をメインに撮る以外は「夜景モード」は使わない

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