奥嵯峨野 二つの念仏寺へ

訪問日:平成27('15)年10月16日
camera:CANON EOS 40D
Lens:TAMRON SP AF17-50mm F2.8 XR Di II LD

(サムネイルをクリックすると、別ウィンドウで大きな画で観ることが出来ます)


愛宕(おたぎ)念仏寺

醍醐天皇の命により天台宗の千観内供(伝燈大法師)が復興した寺院で本尊は厄除千手観音
当初は8世紀中頃、称徳天皇により東山に創建されましたが、大正11('22)年に嵯峨野へ移築されました
愛宕山参道の山麓の入り口に位置する嵯峨野めぐりの始発点として知られ、千二百羅漢の寺としても有名です
昭和56('81)年から荒れ寺の復興を願い、素人の参拝者が自ら彫って奉納する『昭和の羅漢彫り』が始まりました
当初は五百体が目標でしたが10年後には千二百体に達し、現在も奉納されています


化野(あだしの)念仏寺

嵯峨野にある浄土宗のお寺で正式名は華西山(かさいざん)東漸院(とうぜんいん)化野念仏寺
化野は平安時代以来の墓地であり、風葬の地として知られ、弘仁2年(811年)空海により開基されました
境内の約8000体の石仏や石塔は、化野に散在していた無縁仏を掘り出して集めたものです
8月23日と24日に石仏や石塔にろうそくを灯して供養する千灯供養は夏の嵯峨野の風物詩として有名です

道すがら

落柿舎と田園

野宮神社
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